源泉徴収票ってご存知ですか?
殆どの方はご存知だと思います。毎年1月ぐらいに会社から貰うあれね。って感じで。
ローンを申し込む時には必ず必要になります。
では質問です。
源泉徴収票には年収が書いてあります。どれでしょうか?
正解は「支払金額」の欄です。
因みにこの数字は「税引き前」です。正確に言うと所得税、住民税、社会保険料が引かれる前です。
住宅ローンに話を戻すと、ローンの審査で見ている金額は「支払金額」です。
ここで「あれ?」と思われた方は勘が良いです。
「支払金額」は「税引き前」、手取りでは無いのです。(源泉徴収票には手取り金額は書いてありません。)
例えば支払金額が400万円だとすると、単純に月々約33万円
でも、
33万円ー所得税ー住民税ー社会保険料=手取り
25万円程度が手取りだと思います。(諸条件を考慮していません。)
そうすると手取りとしては年間300万円の収入。
支払金額と手取りでは1年間に100万円程度の差はあります。
もし仮に400万円の源泉徴収票を基に住宅ローンを組もうとしていたら・・・・・
ダメ!絶対!
借りれる住宅ローンの金額も相当な差が出てきますが、返済する住宅ローンにも当然差が出ます。
具体的な計算は次回。
前回の家賃と住宅ローンの借入金額の関係性を踏まえた計算の例をご紹介したいと思います。